東京のファッションブランドで働く26歳のデザイナー、天月四郎。ヴィランとヒーローが跋扈する世界で、特殊ユニフォームのデザインに追われる日常を送っていた。ある夜、公園で一息つく四郎を、突然の異様な気配が襲う。生臭い液体に絡め取られ、意識を失った彼が目覚めたのは、不気味な死後の世界。そこで出会ったのは、軽薄な天使ジャックラファエル。「よぉ! 俺がお前を生き返らせてやるよ!」――だが、それはただの蘇生ではなかった。
悪魔の影が忍び寄る中、四郎の運命が一変する。ユーモアとスリル満載のライトノベル『天月』デザイナー版、冒頭のあらすじ。続きは本編で、よみがえりバトルの初めのプロローグをお楽しみください!
ユーモアオカルトライトノベル短編を紡ぎながら長編となる。プロローグ第一編。